本音と建前

先日、当社テクノストラクチャーの上棟式も終わり、ご近所の皆様のたくさんの参加も

あり、盛大にできたことに厚く御礼申し上げます。

上棟とは棟上げ、建方、建前などいろんな呼び方がありますが、建前の由来について

ですがよく聞かれるかと思いますが「本音と建前」からきているんです。

それは・・・

昔、とても高名な棟梁さんがいました。

その棟梁が明日が建前という前の晩になって、自分のミスに気づきます。

玄関の柱を短く刻んでしまいどう考えても直せない・・・

棟梁は自分の未熟さに死のうと考えます。

それを見た棟梁の奥さんが、自分が代わりに死んでもよいと想い、棟梁に酒を飲ませて

寝かしつけ、寝ないで考えたのが、枡(マス)を使って補修する方法でした。

翌朝目覚めた棟梁は、奥さんの差し出した枡を受け取ると、「わかった!」と言い、柱の足りない分を

補い、事なきを得たのです。

ところが、自分の恥が表に出ることを恐れた棟梁は、自分の表向きや意地のために奥さんを

殺してしまいました。

殺してから棟梁は自分の犯した罪を悔い、未来永劫、弔うと心に誓い女の七つ道具

「口紅・鏡・櫛・かんざし・おしろい・こうがい・かつら」を棟の上に飾って供養したと

いうのが始まりで、建前の儀式となったそうです。

「タテマエ」にこだわるあまり妻を殺してしまった男の見栄や意地に、「ホンネ」で応じた女の悲話が

「本音と建前」の語源になったと言われています。

 

P9090324_20140909175401

 

 

 

 

 

 

現代となった今日でも、昔の話が語源となっているものも多いですよね。

悲話であれば、繰り返すことのない様、我々に伝えているかのように思えます。

うちは大丈夫です。奥様強いですからww