災害対策コラムその2「連絡手段」

橋本組のpanasonic耐震住宅は

木+鉄でつくるテクノビームを利用したテクノストラクチャー工法の家

震度7でも構造体の損傷・変形はなく、5回の激震にも十分耐える構造強度であることが確認されました。
ですが実際災害に直面した時

家は無事でもその他ライフラインはどうなるんだろうと気になっていました。

 

おまたせいたしました!前回の災害対策コラム続き第二弾「連絡手段」です!

 

 

 

東日本大震災

東北の友人と連絡がとれなくなって心配で心配でどうしようもなかったです。

 

この災害で知ったのは最近の電話やネットは、「電気」がなくてはほぼ使えないということ

光回線を利用した「ひかり電話」や、ケーブル回線を利用したIP網固定電話

それだけではなくメタル回線を利用した昔ならではのアナログ回線やINS回線。

どうして使えなくなるかというと、どれもコンセントから電気を供給して固定電話機を使用するから。

固定電話停電時使えるんじゃないの?という方もいらっしゃいますが

使えるのはメタル回線のダイヤル式黒電話のみ。

たぶん今新築住宅を建てられる方には黒電話は入れられないでしょう(NTT黒電話機の販売・レンタルも終了しているため)

 

災害時は総務省のさだめにより「災害時優先通信」という機能が働くため

病院・警察・防災機関など「優先電話」に登録されている回線のみあけて

一般回線は通信制限を実施するため ※優先電話は基本一般回線は登録できません。

携帯電話・固定電話はいわゆる「つながりにくく」なります。

 

ただーし!

NTTの設置する「公衆電話」は優先電話と同様の扱いためつながりやすいです!

見つけるのは大変だけど・・・汗

 

話は戻りますが

友人は携帯の電源が切れて公衆電話もなく連絡できなかったそうです。

電気復旧するまで友人と連絡のとれない二日間はつらかったです。

 

 

そんな時に聞くのが災害時に通じるようになる災害用伝言ダイヤル「171」

聞いたことある方もいらっしゃるかと思います。

伝言を電話局サーバー上に預けて指定した相手に伝言を聞けるようにするサービスです。

 

災害時につながる番号171ですが、

実はNTTで災害時ではなくてもつながる期間があります。

それは1日と15日!

ブログ書くのが1日遅い!ってツッコミありそうですね(;;)

毎月1日と15日なら「171」にかけて使い勝手を試すことができます。

今試していざというときに備えておくのは大切です。

※通話料がかかります。詳しくはNTTのホームページでご確認ください

 

また最近は電話帳を携帯に登録しているため相手の番号がわからない方が多いと思います。

万が一のために緊急時に連絡とりたい・171にメッセージを残したい相手がいましたら

電話番号をメモしておくのが無難です。

(番号がわからないと伝言を預けれません)

また10円玉もたくさん用意しとくと公衆電話からも発信しやすいので

災害に備えて日頃から10円玉貯金するのも良いかもしれません。

 

皆様もぜひお試しください。